小学生高学年を対象に「認知症フレンドリー講座ジュニア」を開始

2024年6月20日

朝日新聞社が出張講座を開設

株式会社朝日新聞社(東京都中央区)は、主に小学5~6年生を対象に、認知症の人の気持ちを正しく理解することを目的とした出張講座の受付を開始します。講座は一方的に聴講するものではなく、話し合ったり、手を動かしたりするワークショップ型で進行します。

同社は創刊140周年記念事業を機に「認知症フレンドリー事業」を立ち上げ、これまで啓発活動に取り組んできました。そのなかで「認知症のことはもっと若い世代から知ってほしい」という声を多く受けたことから、子どもたちが楽しく、わかりやすく学べる講座を開設しました。

本講座を通じて、子どもたちが認知症の人の思いを正しく知ることで、「街の小さな協力者」として地域の高齢者を温かく見守る、そんな誰もが安心して暮らせる街づくりに貢献することを目指します。

講座プログラムの特徴

・楽しみながら認知症の人の気持ちを学べるよう考え抜いた「ストーリー性」ある講義内容
・聞く時間だけでなく、体験したり、意見交換したり、発表したりする「参加型の展開」
・子どもの心に驚きと発見を伝える専用開発した「VR(バーチャルリアリティ)体験」
・認知症の本人のリアルな声を聞き、思いを実感として知っていく「本人インタビュー」視聴
・子どもの興味を引きつけ、思わず涙するオリジナル製作の「アニメーション」視聴
・読むだけでなく、使って、学べる、イラストが豊富な「公式テキスト」を配布

開催概要

団体受講が前提です。指定の会場に原則、講師1人が派遣されます。講座時間は45分×2コマで、休憩含む約100分の提供です。主に小学5~6年生が対象です。保護者など大人の参加も可能ですが、子どもの受講者が過半数になるようにお願いします。

VR体験や本人が思いを語るインタビュー視聴、家族の姿を描いたアニメーション鑑賞を通して、認知症の人の気持ちを考えます。グループワークや個人ワークをした後に発表もしてもらいます。最後には子どもたちにささやかなプレゼントも用意されています。

提供価格(税込み表示)

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
「認知症フレンドリー講座ジュニア」公式HP


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