運動習慣のある人は転倒しにくいことが明らかに
50歳以上を対象とした調査結果
転倒リスク検査「STA²BLE(ステイブル※)」を提供するUNTRACKED株式会社(神奈川県横浜市)は、2023年1月から3月にかけて横浜市のスタートアップ社会実装推進事業で、市内のスポーツセンター等で計測イベントを行いました。その結果、スポーツセンター常時利用者の転倒リスクは同年代と比較して16歳以上低いことが明らかになりました。
※ 厚生労働省 令和3年度「高年齢労働者安全衛生対策機器実証事業」で転倒リスク計測の有効性が認定済み https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19051.html)
解析を行ったのは、許可を得たスポーツセンター3施設で計測を行った利用者のうち、50歳以上を対象とした84名です。 (平均年齢:71.4歳±8.7、年齢分布:51~87歳、平均立位年齢:55.1歳±17.7)
利用者の実年齢平均と立位年齢®の平均を比較したところ、その差は-16.3歳で、有意差(有意水準p<0.001)が認められました。 この結果は、スポーツセンターの恒常的な利用者が同世代の方々と比較して、転倒リスクが平均して16.3歳若い(低い)ことを意味しています。以上の結果から、運動習慣のある高齢の方は同世代の方々と比較して、転倒リスクが低いことが明らかになりました。
現在、国や地方自治体が推進している健康促進に関する取り組みが多数なされていますが、今までは定量的かつ客観的な評価方法がなく、運動習慣の重要性を可視化できませんでした。今回のデータはそれらの取り組みの後押しし、運動習慣をつけるモチベーション向上にもつながる結果となりました。
詳しくは下記外部リンクよりご覧ください。
(文頭画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)
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運動習慣のある人は転倒しにくいことが明らかに
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