宝島社、オーラルケア意識について調査
肌よりも髪よりも「歯」のケア不足を一番後悔
株式会社宝島社(東京都千代田区)は、株式会社I&S BBDO(東京都中央区)と共に運営する、現代女性の潜在的な価値観を発掘するプロジェクト「Mood Booster(ムードブースター)」において、「女性のオーラルケア意識に関する調査」を行いました。調査はインターネットで4月28日~5月8日まで、全国の宝島社雑誌の女性読者1000名(20代~60代 各200名)を対象に行われました。
2025年を目標に国民全員の歯科健診の義務化が検討されていることもあり、今後ますますオーラルケアの注目度は高まっていくと予想されます。しかし、20~60代の女性(宝島社読者モニタ)は、オーラルケアの重要性を認識してはいるものの、スキンケアやヘアケアに比べて力を入れておらず、結果的に過去のケア不足を後悔する事態に陥る傾向が強いことがわかりました。
4割以上の女性は、虫歯か歯周病のいずれかを患っている
実に42.4%もの女性が現在、虫歯か歯周病を患っていることがわかりました。また、年代が上がるにつれて口腔環境は悪化し、60代女性の4割以上が歯周病にかかっているようです。歯周病は高齢者の病気というイメージを持ちがちですが、30代女性の1割以上、40代女性の2割以上が歯周病にかかっており、若者も油断できないと言えるでしょう。
オーラルケアは、スキンケアやヘアケアよりサボりがち⁉
日常的にオーラルケアすることが重要だと思っている女性は95.9%おり、スキンケアやヘアケアと同じくらい重要視されていることがわかりました。しかし、自分のオーラルケアについて「やれることは全てやっていると思う」「十分だと思う」と回答した女性は30.8%しかおらず、逆に「まったく足りていないと思う」「不十分だと思う」と回答した女性は38%おり、オーラルケア不足だと認識している女性のほうが多いようです。
さらに、「オーラルケアに1日に平均でかける時間」は7.82分で3位、「1ヵ月に平均でかけるお金」は1589.09円で最下位という結果になりました。「1回の歯磨きに3分以上は時間をかけている」女性が50.7%しかいないことや、歯ブラシや歯磨き粉はコストで選んでいる女性が20代を中心に多くいることも調査で明らかになりました。これらのことから、女性はオーラルケアが重要であることはわかっているのに、スキンケアやヘアケアに比べて時間やお金をかけず、ケア不足となっている傾向にあると言えるでしょう。
過去のケア不足を後悔しているパーツ第1位は「歯」!
以上のように、オーラルケアの重要性をわかっていながらも、特に若いうちはケア不足に甘んじてしまう結果、過去に「歯」をもっとケアしておけばよかったと後悔している女性が68.2%もいることがわかりました。これは、「肌」「体型」「髪」を抑えて第1位でした。「髪」と「体型」の後悔は20代女性が最も多いのに対し、「歯」は年代が上がるにつれ多くなっており、「髪」や「体型」のケア不足は気にならなくなっていくが、「歯」は後悔が募っていくようです。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
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