新刊『認知症を止める 「脳ドック」を活かした対策』
「AIで進化した脳ドック✕軽度認知症対策」
三笠書房(東京都千代田区)から『認知症を止める 「脳ドック」を活かした対策』が発売されました。著者はMRI解析の第一人者で、株式会社エムの創業者・米ジョンズホプキンス大学医学部放射線科教授の森進と、筑波大学名誉教授・メモリークリニックお茶の水理事長の朝田隆のお二人です。価格は税込1650円。
健康的な生活を奪う最大の要因は、がんでも心臓病でもなく「脳の健康」です。介護の要因は、認知症と脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)で約半分を占めています。その大事な脳が今どうなっているか、「AIで進化した脳ドック」「軽度認知症対策」それぞれの第一人者による本書により、MRI画像解析の最先端を知ることができます。
目次
はじめに|あなたの「健康寿命」は「認知寿命」が決めている
〈1章〉あなたの脳の「今」と「これから」を知るために ―「健康寿命」も大事。「認知寿命」はもっと大事
〈2章〉「脳ドック」で脳の状態がここまでわかる ―ブラックボックスだった脳を “見える化” する
〈3章〉認知症は「迎え撃つ」時代へ ―脳を早く老化させていないか
〈4章〉「認知症グレーゾーン」で踏みとどまるには ―チェックポイント、検査、薬
〈5章〉脳の健康を守り続ける効果的な「セルフケア」 ―食、運動、睡眠、そして日常
〈おわりに〉認知症は、「早期発見、早期絶望」から「早期発見、早期治療」の時代へ 朝田隆
著者プロフィール
朝田 隆(あさだ・たかし)
1955年島根県生まれ。医学博士。筑波大学名誉教授。東京医科歯科大学客員教授。医療法人社団創知会メモリークリニックお茶の水理事長。 東京医科歯科大学医学部卒業後、英国オックスフォード大学老年科留学を経て、 国立精神神経センター武蔵野病院精神科医長、筑波大学臨床医学系精神医学教授などを歴任。 40年にわたって認知症の研究と臨床に努め、その知見をテレビ、ラジオ、新聞はじめさまざまな形で発信している。 著書に『効く! 「脳トレ」 ブック』、『専門医がすすめる 60代からの頭にいい習慣』(三笠書房)、『ボケない暮らし 30カ条』(法研)、『専門医が教える認知症』(幻冬舎)などがある。
森 進(もり・すすむ)
1962年神奈川県生まれ。医学博士。 1991年にジョンズ・ホプキンス大学生物物理学博士課程に留学以来、 アメリカでの研究生活30年。同大学大学院医学研究科(生物物理専攻)修了後、同大学医学部放射線科教授、高解像度 MRI センター所長、 脳画像科学センター所長を歴任。 2015年『Radiology』 誌過去100年で最も影響のあった論文 15選 Neuro 部門に選出されるなど、 MRI 解析の第一人者。 2021年、研究界と医療現場をつなぐ株式会社エムを創業。人生百年時代の脳健康管理の普及に努めている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三笠書房公式HP
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