ソフトバンク、フレイルに関する調査レポート
解決すべきは運動不足だけではない!?
ソフトバンク株式会社(東京都港区)は、60歳以上のシニア1000名に対して、健康チェックとライフスタイルに関するアンケートを実施し「フレイルリスクが高い状態」についての調査を行いました。シニアが直面する社会問題の解決を目指し、「健康にスマ歩!」というスローガンを掲げ、60歳以上の健康維持活動をサポートするアクティベーション施策の一貫として行われました。
コロナ禍において外出機会が減り、それに伴い運動の機会が減ったことで病気ではないけれども年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、フレイル状態(要介護状態と健康の間に位置して、身体や認知機能が低下した虚弱状態)に陥るリスクが高まっているシニア層が増加しています。遠く離れた場所に住む家族を日々心配されている方も多いのではないでしょうか。調査の結果、以下のような問題が明らかとなりました。
調査結果サマリー
・フレイルリスクが低いシニアに比べ、フレイルリスクが高いシニアは「日常的な楽しみがない」と感じている、その数は約5倍以上にのぼる。
・フレイルリスクが高いシニアの約半数が、家族以外の知人と1カ月以上も会わない生活を送っている。
・フレイルリスクが高いシニアの約4人に1人以上が、「外出するのが億劫で、必要最低限しか出かけない」生活を送っている。
・フレイルリスクの高いシニアの3人に1人以上がアフターコロナに近づきつつある中「特にない・やりたいことがわからない」と回答。
6割近くが「フレイルリスクが比較的高い傾向にある」ことが判明し、また、運動不足だけがフレイルリスクを高めるのではなく、「コミュニケーション量の低下」や「意欲の低下」も大きくフレイルリスクに影響していることも明らかになりました。
回答者全体の31.7%が「フレイルリスクが高い状態」、全体の26.1%が「中程度のリスクを抱えている状態」であり、計6割近くがフレイルリスクが比較的高い傾向にありました。特に60代男性のフレイルリスクが高い傾向が見られました。また、運動不足だけがフレイルリスクを高めるのではなく、「コミュニケーション量の低下」や「意欲の低下」も大きくフレイルリスクに影響していることも明らかになりました。
詳しい調査結果は下記外部リンクよりご覧ください。
【調査概要】
〈シニア世代の健康に関する調査〉
調査名:「シニア世代の健康に関する調査」
調査期間:2023年2月25日(土)~ 26日(日)
調査対象:全国の60歳~79歳 男女1000人
調査方法:ウェブ定量調査
(画像はイメージです)
▼外部リンク
【調査レポート】シニアの健康問題、解決すべきは❝運動不足❞だけではない!?フレイルリスクが高いシニアの約半数が、家族以外の知人と1カ月以上も会わない生活を送っていることが判明!
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