「終活瓦版」アンケート調査「健康寿命に対する意識」
約9割の人が老後に不安
終活に関する情報を発信するメディア「終活瓦版」を展開する株式会社林商会(滋賀県大津市)は、健康寿命に対する意識についてアンケート調査を実施しました。アンケートは40代以上の男女200名を対象にインターネット上で行われました。
アンケートの設問は次の4つです。
・老後の健康について不安を感じますか?
・健康寿命について意識したことがありますか?
・ご自身の健康について不安を感じていることは何ですか?
・老後の健康を意識して現在取り組んでいることを教えて下さい。
「老後の健康について不安を感じますか?」という質問では、63%が「ときどき感じている」、29%が「常に感じている」と回答し、約9割の人が不安を感じていることがわかりました。
年齢とともに体力が衰え、怪我や病気のリスクが高まります。身近な存在である親が病気になったり介護が必要になったりする姿を見て、自身と重ね合わせ、老後の健康に不安を感じる人が多いのではないでしょうか。
「健康寿命について意識したことがありますか?」という質問では、81%が「ある」と回答し、「ない」は12%、「わからない」は7%にとどまりました。
がん・心臓病・脳卒中、生活習慣病、認知症が不安要因
「ご自身の健康について不安を感じてることは何ですか?」という質問では、「がん・心臓病・脳卒中などの重病」が114票を集め、108票の「生活習慣病」、89票の「認知症」が続く結果になりました。
がん・心臓病・脳卒中などの重病は死に至るケースも多く、年齢を重ねるにつれてリスクが高まるイメージが強いため、不安を感じる人が多いようです。これらの重病は生活習慣病に含まれ、予防検診などでの意識喚起も相まって、必然的に生活習慣病への不安や意識が高くなっていると考えられます。また、認知症は「徘徊して家に帰れない」「交通事故」「ゴミ屋敷」など地域社会も巻き込んだ問題の原因になっており、不安に拍車をかけているのではないでしょうか。
「老後の健康を意識して現在取り組んでいることを教えてください」という質問では、「栄養バランスのとれた食事」「規則正しい生活」「十分な睡眠や休息」が上位を占めました。
詳しい調査結果は下記外部リンクよりご覧ください。
(文頭画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
【40代以上200名に調査】人生100年時代!8割が意識する健康寿命を延ばすために取り組んでいること第1位は○○?!
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