家族・介護者のための「認知症世界の歩き方カレッジ」開講

2023年3月6日

ベストセラー『認知症世界の歩き方』実践編

issue+design(特定非営利活動法人イシュープラスデザイン、東京都文京区)は、認知症患者との「コミュニケーション(対話)」と生活環境の「デザイン」を学べる「認知症世界の歩き方カレッジ」を2023年3月より開講します。また、3月18日(土)には、『認知症世界の歩き方 実践編 〜対話とデザインがあなたの生活を変える〜』も発売されます。

「認知症世界の歩き方カレッジ」では次の3つのスキル習得を目指します。

①認知症世界に関する知識、感覚的理解
認知症のある方が生きる世界、見える景色、直面するトラブル、抱える認知機能障害を映像やイラストとともに楽しく学び、頭でわかるだけでなく、感覚的に理解することが可能です。

②認知症のある方との対話(ダイアログ)スキル
認知症の方とともに暮らすご家族や仕事で関わる専門職の方々が直面する具体的な生活ケース(トイレの失敗、お風呂嫌い、ものとられ妄想、深夜の外出)を元に、ご本人が抱える認知機能の障害を推理し、その状況にいかに対応するのか、ご本人との対話スキルを習得することが可能です。

③障壁を取り除き、生活環境を整えるデザインスキル
具体的な生活空間を(リビング/風呂・トイレ/寝室/スーパー/駅)を舞台に、日常生活の障壁となるポイント、トラブルの原因(空間、情報、物品、サイン等)を発見し、デザインによる解決スキルを学習することが可能です。デザインとは、人間の持つ「創造」の力で、私たちが生きる環境を美しく 整え、社会課題・地域課題・生活課題を解決する手法を意味します。

「認知症世界の歩き方カレッジ」はニーズに応じて、「動画から学ぶ動画講座(オンデマンド)」「ゲーム感覚で仲間と学ぶワークショップ」、「知識習得度を試す検定」、「認知症世界の旅のガイドになる公認ファシリテーター養成講座」の4つのプログラムが用意されています。

日本全国・オンラインで講演会・ワークショップを開催

カレッジ開講を記念して、2023年3月より日本全国およびオンラインで講演会やワークショップが開催されます。開催予定は次の通りです。

3月18日(土) 兵庫県神戸市灘区 著者による講演会
3月23日(木) 神奈川県大和市 著者によるワークショップ
3月28日(火) オンライン 認知症世界の歩き方 実践(ダイアログ&デザイン)ワークショップ
4月6日(木) オンライン 認知症世界の歩き方 実践(ダイアログ&デザイン)ワークショップ
4月8日(土) 神奈川県海老名市 著者による講演会
4月22日(土) オンライン 認知症世界の歩き方 実践(ダイアログ&デザイン)ワークショップ
※参加方法など詳しくは下記外部リンク、公式HPよりご確認下さい。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
認知症の人の家族・介護者のための「認知症世界の歩き方カレッジ」公式HP


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