書籍『認知症介護の話をしよう』
認知症になった家族と生きる10人の物語
年齢や性別、立場もさまざまな10人が、自身のことばでそれぞれの介護について語った書籍『認知症介護の話をしよう』が、日東書院本社(辰巳出版グループ、本社:東京都文京区)より発売されました。著者はフリーアナウンサーで若年性アルツハイマーの母を20年近く介護する岩佐まりさん。それぞれの語りと、全国で介護の講演会を行う著者による解説で構成され、明日からの介護生活に役立つ、具体的なアドバイスが満載です。 四六判・224ページ、価格は税込1650円。
若年性アルツハイマーの母を20年近く介護するフリーアナウンサー・岩佐まりが出会った、認知症になった家族と生きる10人の物語が収録されています。単身介護、老々介護、ヤングケアラー、施設入居、介護離職・・・年齢も性別も立場もさまざまな10人に共通することは、悩み苦しみながらも、介護を「単なる苦労」で終わらせなかったことでした。
もくじ
はじめに 私の仲間たちを紹介します
1章:最後までそばにいたいから、家で看る
解説 共倒れにならないために
2章:寂しさに寄り添いたい
解説 自分を犠牲にしてしまうヤングケアラー
3章:生きていてくれるだけで幸せ
解説 「延命」ってなんだろう?
4章:地方にいる親を介護することになったら
解説 自分の人生と親の人生と
5章:介護で成長した家族
解説 コミュニケーション能力とチームワーク力
6章:介護は「してあげる」のではない
解説 上手な介護の秘訣は?
7章:介護をめぐる職場の現実を知る
解説 日本社会の「空気」を変えるために
8章:知識が力になると信じて
解説 「ラクだった」その理由とは?
9章:介護への「心構え」を伝えたい
解説 介護とお金の話
10章:介護してきて本当によかった
おわりに 介護者が幸せにならなければいけない理由
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
『認知症介護の話をしよう』(辰巳出版公式HP)
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