「親が亡くなった時に不安なこと」アンケート調査
親が認知症になり、話し合いが困難になってしまうことも
株式会社AlbaLink(東京都江東区)は、親が健在の500人を対象に「親が亡くなった時に不安なことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。調査はインターネット上で2022年12月7日〜17日まで行われ、10代〜60代の男性224人、女性276人の計500人から回答を得ました。回答者の年齢は10代(1.0%)、20代(19.2%)、30代(33.6%)、40代(28.8%)、50代(15.4%)、60代(2.0%)でした。
調査の結果、親が亡くなったときに不安なこと1位は「相続・金銭面の手続き」でした。そして、終活について親と話したことがない人は約7割に上り、終活について親と話さない理由は「親がまだ元気だから」が多数を占めました。
親が亡くなったときの不安としては、手続きの煩雑な「相続」「不動産の処分」などが多く挙げられました。死亡時の各種手続きをスムーズに進めるためには、「資産」「各種連絡先」「親の希望」などの把握が欠かせません。
終活で上記のことがらを整理しておけば、親の死亡後に残された家族がやるべき「具体的なタスク」が把握しやすくなり、親子ともども不安が軽くなるはずです。ただ不安を抱えつつも、「話しにくい」「まだ早い」といった理由で、終活についてはまだ親と話し合っていない人が多数でした。
同社では調査結果を受けて次のように述べています。
“「まだ早いと思っているうちに親が認知症になり、話し合いが困難になってしまった」という例もあります。話しにくい話題ではありますが、きっかけを見つけて話し合ってみることをおすすめします。終活に消極的な親に対しては、まず「終活が前向きなものであること」「お互いにとって役立つものであること」を理解してもらいましょう。”
(文鳥画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)
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