アジア健康長寿イノベーション賞2022 受賞者発表

2022年10月14日

高齢化が進むアジアの課題解決に向けた好事例

10月1日の国際高齢者デーにあわせ、公益財団法人日本国際交流センター(東京都港区)は「アジア健康長寿イノベーション賞2022」の受賞団体を発表しました。認知症やエイジズム(年齢に基づく偏見や固定観念)など、急速に高齢化が進むアジアの課題解決に向けた好事例として、日本、中国、タイの8団体に本賞を授与しました。

2020年に創設された本賞の第3回目にあたる今回は、引き続きコロナ禍で介護事業等に様々な制限がある中、日本を含むアジア9か国・地域から応募が集まりました。アジアの有識者で構成される国際選考委員会による厳正な選考の結果、高齢化に伴う課題に革新的な手法で取り組む以下の8団体への賞の授与が決定されました。

本年は、国連「健康な高齢化の10年」の一環として「エイジズムと闘うグローバルキャンペーン」が昨年開始されるなど、エイジズムの解消に向けた気運が高まっていることから、本課題に取り組む団体を表彰するため特別賞が設けられました。受賞者は次の通りです。

受賞者

【大賞】 ◆テクノロジー&イノベーション部門
株式会社オレンジリンクス (日本・埼玉)「認知症の高齢者を見守る『QRコード爪シールシステム』」
◆コミュニティ部門
龍振シニアケア(中国・北京) 「ワンストップ・コミュニティ高齢者サービスプログラム」
◆自立支援部門
上海尽美高齢者サービスセンター(中国・上海)「メモリーホーム」

【特別賞】(エイジズムへの取組)
ブーンメリット・メディア (タイ・バンコク)「多世代オンライン・メディアキャンペーン」

【準大賞】
◆テクノロジー&イノベーション部門
株式会社シルバーウッド(日本・千葉)「VR 認知症」
株式会社メディヴァ(日本・東京) 「認知症AR体験『Dementia Eyes』」
◆コミュニティ部門
一般社団法人おでかけリハビリ推進協議会(日本・北海道)
「高齢者の外出促進と商業活性化の両立に向けた『おでかけリハビリ』」
◆自立支援部門
宝塚市お互いさまのまちづくり縁卓会議 健康・生きがい就労部会(日本・兵庫)
「健康・生きがい就労トライアル」

詳細は下記外部リンクよりご覧ください。

(画像はプレスリリースです)

▼外部リンク
「アジア健康長寿イノベーション賞2022」受賞団体決定のお知らせ


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