キリン、「日常生活の変化と認知機能に関する意識調査」を実施
世界アルツハイマー月間に合わせて
キリンホールディングス株式会社(東京都中野区)は、9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせて、7月15日(金)~18日(月)の4日間、全国の20歳以上の男女3,175人に対して日常生活の変化と認知機能についての意識調査を行いました。調査の結果からは、高齢化とともに認知症が身近になってきた現実、若い世代の認知機能への関心の向上が見られました。
「今後低下すると不安な認知機能」を聞いたところ、1位「記憶力」(79.8%)、2位「判断力」(64.6%)、3位「言語能力」(54.8%)、4位「遂行力」(41.6%)、5位「計算力」(35.6%)となり、認知機能の中でも特に「記憶力」の低下に不安を感じている人が多いことが分かりました。
認知機能(記憶力、言語能力、判断力、計算力、遂行力)をどちらかというと維持・向上したいと思う人は89.6%いる一方で、実際に取り組んでいる人は46.8%と、意識と取り組みに差が生じていました。取り組んでいない人のフリーコメントには「何をしたらよいか分からない」というコメントが圧倒的に多く見られ、認知症に対する不安は抱えているものの、いつ何から手を付けたらよいか分からないという課題を抱えていることが分かります。
50代後半に意識の変化
「認知機能(記憶力、言語能力、判断力、計算力、遂行力)の対策は何歳頃から取り組むべきか」を尋ねたところ、1位「一概には言えない/分からない」、2位「50代前半から」(13.2%)、2位「40代前半から」(10.8%)となりました。
各年代の回答を見ると、50代前半までは、今の自分の年代を回答するスコアが最も高かっく、60代を超えると「50代前半から」など、今の自分よりも若い年代を回答するスコアが最も高くなることから、自身の認知機能の変化を50代後半に感じることが分かりました。
「あなたの周囲で、認知症と診断された方や、「認知機能(記憶力、言語能力、判断力、計算力、遂行力)」が低下していると感じる方はいらっしゃいますか?」の問いでは、37%が「周囲に認知症と判断された方や、認知機能が低下している人がいる」と回答しました。高齢化とともに認知症が身近になってきたことからか、認知機能の維持・向上への対策は高齢になってからではなく、今から始めるべきという意識が顕れており、若い世代から認知機能の維持・向上への意識が高まっている傾向が見てとれました。
詳しくは下記外部リンクよりご覧下さい。
(画像はイメージです)
▼外部リンク
「日常生活の変化と認知機能に関する意識調査」について
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