書籍『なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか』発売
脳科学でわかる、本人の思いと接し方
中央法規社から書籍『なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか 脳科学でわかる、ご本人の思いと接し方』が発売されました。認知症の人が生活する上で直面しがちな34の困り事を事例としてとりあげ、脳科学からのアプローチにより、なぜそのような行動をとるのか、家族や介護職はどうかかわれば良いのかを脳の器質的特徴を踏まえて解き明かします。著者は恩蔵絢子、永島徹、A5判232頁、価格は税込1760円です。
著者プロフィール
恩蔵絢子(おんぞう・あやこ)
1979年神奈川県生まれ。脳科学者。専門は自意識と感情。東京工業大学大学院修了。東京工業大学大学院で脳科学者の茂木健一郎氏の研究室に入る。現在、金城学院大学、早稲田大学、日本女子大学で非常勤講師を務める。
2015年に同居の母親がアルツハイマー型認知症と診断され、一人の娘として毎日に戸惑いながら、脳科学者として客観的に分析していくことで、認知症研究とは違った認知症の理解を持つにいたり、情報を発信している。
主な著書に『化粧する脳』(共著/集英社新書)、『脳科学者の母が、認知症になる–記憶を失うとその人は“その人”でなくなるのか?』(河出文庫)、訳書に『顔の科学--自己と他者をつなぐもの』(PHP研究所)、『IKIGAI--日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣』(新潮社))がある。
永島徹(ながしま・とおる)
1969年栃木県生まれ。2003年NPO法人風の詩設立、同法人理事長。
認知症単独型通所介護デイホーム風のさんぽ道施設長、居宅介護支援事業所ケアプランセンター南風所長、社会福祉士事務所風のささやき代表を努める。認定社会福祉士、認知症ケア専門士、主任介護支援専門員等の資格を持つ。
主な著書に『必察! 認知症ケア~思いを察することからはじまる生活ること支援』『必察!認知症ケア2実践編 生活ること支援に必要な5つの対人力』『だいじをギュッと!ケアマネ実践力シリーズサービス担当者会議』(ともに中央法規出版)がある。
(画像は公式HPより)
▼外部リンク
中央法規『なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか』
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