岡山県の健診施設で「あたまの健康チェック®」の運用開始

2020年7月10日

倉敷中央病院付属予防医療プラザに導入

株式会社ミレニア(東京都中央区)が提供する簡易認知機能検査「あたまの健康チェック®」が、7月1日より公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院付属予防医療プラザ(岡山県倉敷市)において運用開始となり、脳ドックや宿泊ドックの基本検査項目として提供されることとなりました。岡山県内の健診施設では初めての導入となります。

「あたまの健康チェック®」は、認知機能低下の訴えのない健康な方(対象年齢30歳~99歳)から受けられる、国内では初めての簡易認知機能チェックです。健常~MCI群における認知機能の定量的経時評価が可能なスケールで、被検者の微細な認知機能の状態を0~100の指数値で経時評価します。認知症の有無や症状を評価するための神経心理検査(いわゆる認知症検査)ではありません。

国内では、国の認知症予防事業の公式認知機能検査に選択されていることをはじめ、全国の医療機関・健診センター、地方自治体、大学・研究機関、トラック協会等の業界団体など広域に採用されています。

もの忘れと認知症の間に位置するグレーゾーンをチェック

「あたまの健康チェック®」では、正常な「もの忘れ」と「認知症」の間に位置するグレーゾーンをチェックすることができます。この領域は、日常で気づくことは難しく、従来のいわゆる認知症検査では検知が難しいため、これまで多くの場合、見落とされてきました。

MCI段階での予防効果が大きく期待される中、中年期から認知機能低下予防を目指したの定期的な認知機能の状態把握とリスク管理を提供する場としての健診・人間ドック施設の役割は一層高まりを見せています。

(画像はプレスリリースより)

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岡山県の健診施設で初: 倉敷中央病院付属予防医療プラザ 簡易認知機能検査「あたまの健康チェック®」の運用を開始


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