認知症ガイドブック「認知症!?こんなときどうしよう・・・」作成【横浜市旭区】
2015年4月6日
自治体で作成 認知症支援情報
横浜市旭区は、認知症ガイドブック「認知症!?こんなときどうしよう・・・」を作成した。現在、旭区内の認知症患者は6232人で、65歳以上になると9.34%に症状が現れるという。
旭区は、徘徊している認知症患者を保護する「旭区徘徊SOSネットワークシステム」に取り組んでいる。2月からは、徘徊情報メールを配信して、徘徊している認知症患者の情報を提供して、保護をしている。
認知症支援情報を小冊子に
「認知症!?こんなときどうしよう・・・」では、相談窓口、受診先、介護者の会などの情報が提供された。認知症になってしまった場合、どこへ相談すれば良いのか?自分や家族の将来に備えて情報を知りたいなど、認知症の情報を提供している。
また、受診するときに医師に伝えるポイントも記載されているため、患者やその家族が、医師へ症状を伝えやすくなる。他にも、どのような介護保険サービスを受けることができるかも、わかりやすく記載された。
ほっとサロンや家族会など、認知症患者やその家族が参加できる会も紹介されているので、同じ悩みを抱えている人が情報交換や交流をすることができる場所なども紹介している。
旭区内の団体や機関が協力
今回のガイドブックは、医師会をはじめ、認知症対応型共同生活介護事業者など、多くの関係機関が協力して作成した。イラストを増やすなど、わかりやすい冊子を意識して作成。
ガイドブックは、区役所をはじめ、地域ケアプラザなどで配布されている。
▼認知症関連おすすめ雑誌
▼外部リンク
横浜市旭区ホームページ
【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【広川先生監修】5分で分かる認知機能チェック(無料)はこちら
- 認知症は予防できるの?
- 認知症の種類とその詳細はこちら