平成27年度の認知症介護研修申込み受付け開始。スケジュール公開【群馬県】

2015年4月3日

基礎研修から実践リーダー研修・事業開設者研修まで

群馬県は、認知症介護に従事するスタッフや施設のサービス向上を図るとし、認知症介護実践者等養成事業を開始する。この事業を受託し運営にあたるのは、社会福祉法人の群馬県社会福祉事業団だ。

年間スケジュールによると、認知症介護基礎研修と認知症介護実践研修が主で、両研修とも6回にわたって実施する構成だ。他に、認知症対応型サービスの事業開設者や管理者対象の研修がある。

基礎研修では、老化や認知症の理解・ケアのあり方や環境の重要性を学ぶ。一方の実践研修は、認知症高齢者の個々の理解やチームによるケアの展開力を身につける内容になり、職場実習もある。

群馬県の高齢化事情

群馬県の推定人口は現在197万人ほど。同県の健康福祉部介護高齢課では、15年後には約30%にあたる58万人が65歳以上になると推計している。うち認知症高齢者は7万人を超えるという。

同県では、認知症発症初期から主治医が適切に対応するための研修を実施、若年性認知症に対する理解の促進・普及に取り組むなど、認知症対策に力を入れている。

認知症介護従事者以外でも受講可能な研修もあり

各研修のうち、認知症介護基礎研修は一般県民の申込みが可能だ。各回定員50名の設定があり、基礎研修第1~3回の申込み受付は4月3日開始だ。詳しくは、研修事業委託先の群馬県社会福祉事業団まで(027-269-7780)。

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▼外部リンク
群馬県 – 認知症介護研修 開催のお知らせ
群馬県社会福祉事業団 研修指導センター

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