オーティコン補聴器、音を整理する脳の働きをサポート
2020年3月17日
新たなEEG(脳波)試験手法を用いて実証
110余年の歴史をもち、デンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器(神奈川県川崎市)は、脳から聞こえを考えるアプローチ、BrainHearing™(ブレインヒアリング)テクノロジーの有効性に関する、新たなエビデンスを発表しました。
弊社の先進補聴器「オーティコン オープンS」の搭載機能により、難聴者のより自然な聞こえの体験をサポートし、にぎやかな環境で複数の話者がいる状況においても、会話についていくためのより良い条件を作り出すことが実証されました。
認知症のリスクを減らす補聴器
新たなEEG(脳波)試験手法を用い、脳がどのように音を整理しているのかを客観的に測定することが可能となり、その結果、オープンSがこの「選択的注意」、つまり聞きたい音に注意を切り替えて聞く力を高めることが実証されたものです。
同社社長の木下聡さんは次のようにコメントしています(抜粋)。
「オープンSは会話の理解を高め、聞く努力を軽減し、覚える力を向上させることで、ユーザーが健聴者と同じように、騒がしい環境でもより楽に会話に参加できるようサポートします。
難聴への適切な対処を行うことの健康全体へのプラスの影響を示す研究も増えてきています。実際に、医療保険のデータを用い米国で実施された最近の研究では、初めて補聴器を装用したユーザーでは、これに続く3年間、認知症のリスクを17%、うつ病を14%、そして転倒によるケガを13%減らすことにつながることが示唆されています。」
(画像は同社公式HPより)
▼外部リンク
オーティコンの先進補聴器、オーティコン オープンS、音を整理する脳の働きをサポートすることを初めて実証
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