日本初、フェリチン採血検査キット&アプリ販売開始

2019年11月30日

自宅で手軽に鉄欠乏推定検査ができる

リ・スタート株式会社(東京都港区)は、日本で初めて自己採血した血液を郵送して鉄量を推定、関係する栄養素不足の健康相談をアプリで可能にする「鉄欠乏推定検査!マイクロセルフキット&アプリ」(税抜12,800円)を開発し11月より販売を開始しました。

このキット&アプリは近くの医療機関でフェリチン検査や相談が出来ないユーザーが、自宅等で手軽に鉄欠乏推定検査ができるものです。結果はデジタルヘルス・プラットフォームで長期管理されます。モバイル健康相談は、分子栄養学に精通し国家資格を持つ医療専門家が、モバイルで健康相談を提供します。

鉄欠乏はMCIの要因になるという報告も

「鉄」は血中のヘモグロビンに多く存在し、全身に酸素を運ぶこと、減少すると貧血になることは広く知られています。DNA合成や生命維持の基本であるエネルギー代謝、睡眠や精神疾患に関わる脳内ホルモンの神経伝達物質と呼ばれるドーパミンやセロトニンなど様々なタンパク酵素生成に不可欠なミネラルです。

鉄欠乏を知るためにはフェリチン検査が有効ですが、標準の血液検査には含まれていません。鉄は他の栄養素と同様に食物から摂取されますが、日常の鉄分の摂取が不十分となりフェリチン不足になると、不定愁訴、肌荒れ、うつ、産後うつ、パニック障害、過換気発作、ADHD注意欠陥多動性障害などの要因となるといわれています。また、認知症につながるMCI(軽度認知障害)も鉄欠乏に関係しているという報告もあります。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
日本初、自宅でフェリチン推定!自己採血検査キット&アプリ販売開始


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