チャーム・ケア・コーポレーション、認知症改善イベントを開催

2019年11月8日

東北大学との産学連携

首都圏・近畿圏を中心に介護付有料老人ホームを運営する株式会社チャーム・ケア・コーポレーション(大阪市)が主催する認知症改善プログラムの一環として第二回「チャーム・カレッジ」を10月18日(金)、チャームプレミア 永福にて開催しました。

本カレッジは、介護の質を向上させるためにチャームケアが取り組んでいる「認知症改善プロジェクト」の一環であり、東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターの村田裕之・特任教授の監修を受けています。第二回となる今回は「生涯健康脳の実現に向けて」をテーマに、東北大学加齢医学研究所の瀧靖之さんの講義が行われました。 講義内容は「子供の脳の発達と高齢者の脳の加齢について」、「加齢と共に起こる脳委縮とその予防」、「「健康脳」を維持するために必要な“脳に良い3つのこと”」の3つに分かれ、ここから次のようなトピックスを学びました。

・子供の脳の発達と高齢者の脳の加齢は表裏一体であることがわかってきている。そのため、認知症予防の研究と同時に脳の発達におけるメカニズムを知ることも重要。
・「健康寿命」は一人一人が自立して生活を送ることのできる期間。この維持が難しいのは認知症や脳卒中といった、加齢による衰弱が原因。
・「健康脳」を維持し、認知症を予防できる方法は大きく3つある。 “幸せでいること“が認知症予防にも繋がる。

当日は入居者やその家族をはじめ、総勢30名が参加。受講者は約1時間に渡る講義に真剣に耳を傾け、講義後の質疑応答の際には独自の観点から質問を投げかけるなど、スマートエイジングの重要性について理解を深めました。

第三回は12月7日に開催

12月7日(土)には、第三回が予定されています。テーマは「元気でいきいき と過ごすための秘訣」。講師は東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターの村田裕之・特任教授が務めます。会場はチャームプレミア 田園調布(東京都世田谷区)。詳しくは下記外部リンクよりご覧下さい。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
チャーム・ケア・コーポレーションの認知症改善プログラム 第二回チャーム・カレッジ
認知症改善プロジェクト 第三回 「チャーム・カレッジ」告知


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