兵庫県加古川市、健康寿命延伸サービスの実証実験開始

2019年8月26日

加古川スマートシティプロジェクト「見守りサービス」

兵庫県加古川市、綜合警備保障株式会社、西日本電信電話株式会社、ジョージ・アンド・ショーン株式会社の4者は、社会課題である高齢者の認知症が原因による行方不明事案などを解決するために、ICT(情報通信技術)とAIを活用した新しい見守りサービスの検討を行うことを目的に、「健康寿命延伸サービス」の実証実験を開始します。

加古川市は、「総合計画」、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、ICT(情報通信技術)を活用したまちづくりを進めており、特に、見守りカメラや見守りサービスの導入、V-lowマルチメディア放送(i-dio)の放送開始と災害情報伝達に関する実証事業の実施等、安全・安心のまちづくりに寄与する事業を実施しています。

本実証実験は、見守りサービスで得られるデータをヘルスケア等の他分野へ応用し、健康寿命の延伸および、社会保障費削減に寄与するサービス開発のために実施されるものです。実施期間は2019年8月〜3月(予定)、実施対象は加古川市内で一般戸建て住宅もしくは一般集合住宅に住む65歳以上の方。それぞれの役割は次の通りです。

加古川市:実証実験におけるフィールドの提供
〈ALSOK〉IoT機器の提供や実証実験に必要な環境整備、実証実験参加者の受付
〈NTT西日本〉AIを用いたMCI検知エンジンの提供(ジョージ・アンド・ショーンとの共同開発)、健康寿命延伸サービスの有効性評価
〈ジョージ・アンド・ショーン〉AIを用いたMCI検知エンジンの提供(NTT西日本との共同開発)、IoT機器の提供

(文頭画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
見守りサービスにおける健康寿命延伸サービスの実証実験の開始について~加古川スマートシティプロジェクト「見守りサービス」の更なる発展に向けて~


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