ブレインケア、人工知能を活用した簡易知能評価スケールを開発
2019年7月6日
数秒程度で完結、非対面、無償を実現
認知症予防ソリューションや医療データ解析を提供するブレインケア株式会社(東京都世田谷区)は、人工知能技術を活用した簡易知能評価スケールを開発しました。
同社はシニアに特化した認知機能や運動データの解析により、健常者が軽度認知障害(MCI)に至るまでの可視化に取り組んでいます。認知機能トレーニングを目的とした画像解析技術を活用した脳波測定の研究開発、脳トレ冊子『認活道場』では後期高齢者の認知機能改善提案、産学連携による共同研究への参加など、高齢者特化の健康データ調査やデータ解析を行っています。これらの知見にデータ解析技術人工知能(機械学習)の技術を活用し、「簡易知能評価スケール」は開発されました。高齢者の交通事故増加などの社会問題に対応
昨今高齢者の交通事故が社会課題として認識され、高齢者限定免許が検討されるなど高齢者の認知機能の可視化ニーズは高まっています。認知機能という繊細な課題を評価する現状のツールでは、その特殊性から時間(5〜30分程度)が必要、対面実施、有償といった3つの課題がありました。同社では、人工知能技術を活用しこれらの課題を解決、「数秒程度で完結」、「非対面」、「無償」を実現しました。
予測精度はすでに他の簡易ツールと同水準まできており、製品化に向けて協力企業を募り、精度の向上を測っていきます。同社は「これらの技術を活用し2025年までに30,000人の認知機能可視化を目指す」としています。
(画像は公式HPより)
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ブレインケア、認知症早期発見のために人工知能技術を活用した簡易知能評価スケールを開発
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