ハコスコ社、VRを利用したブレインヘルス事業をスタート

2019年5月24日

VRで記憶の想起や会話のきっかけづくり、運動を促進

株式会社ハコスコ(東京都渋谷区)は、これまで観光・福祉・教育・不動産など、300社以上で使われてきたハコスコVRプラットフォームを利用し脳科学をベースに、健康促進と認知症や精神疾患などの予防をめざすブレインヘルス事業を開始します。本事業は2つのサービスで構成され、シニア向けの「GoodBrain シニア」は5月15日より受付を開始、事業者を対象とした「GoodBrain ワーク」は今夏、サービス提供予定です。

「GoodBrain シニア」は登嶋健太氏(GoodBrainシニア プログラム開発者・チーフトレーナー/東京大学 先端科学技術研究センター所属)と開発した高齢者向け「VRレクリエーション」のプログラムを体系化したもので、すでに介護施設などで利用されています。

VRレクリエーションの内容はVR旅行など、VRゴーグルと360度映像を使い、参加者がまるでその場を旅行しているかのように体験することで、記憶の想起や会話のきっかけづくり、運動を促進するもので、今後、高齢者施設や地方自治体などを通じて全国展開していきます。

トレーナーの育成も

全国展開にあたり、高齢者のICTスキル向上を通じ、安全でゆたかな高齢化社会の構築を目指す、一般社団法人アイオーシニアズジャパンと連携し、各地でVRレクリエーションを開催できるトレーナーの育成も進めていきます。

「GoodBrainシニア」VRレクリエーションは、高齢者向け施設、地方自治体を利用対象としたもので、料金は1回3万円〜(交通費・機材レンタル別途。6名以上、1人あたり1,000円/回)。

株式会社ハコスコは、理化学研究所の理研ベンチャー制度により、2014年7⽉に創業され、VRゴーグル、VR配信、映像制作からなるVRソリューションを提供しています。

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
ハコスコ、VRを利用したブレインヘルス事業「GoodBrain」をスタート

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