エーザイ、UK DRIと認知症研究の共同プログラム

2019年5月18日

博士研究員プログラムを共同で開始

エーザイ株式会社(東京都文京区)とUK Dementia Research Institute(以下 UK DRI)は、英国において認知症研究を支援するための博士研究員プログラムを共同で開始しました。UK DRIとして初めてとなる産学共同プログラムは、あらゆるタイプの認知症に関する診断、治療、予防の改善に向けた橋渡しに繋がる革新的研究を推進することを目的としています。

UK DRIは世界をリードする研究者を集め、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、血管性認知症、ハンチントン病などを含む全ての認知症に関する研究を行う国立認知症研究機構です。

認知症の患者数は、全世界で約5,000万人と推計されています。世界の人口高齢化が進む中、認知症患者数は増加の一途をたどり、2030年には8,200万人、2050年には1億5,200万人に達すると予測されています(Alzheimer’s Disease International. World Alzheimer Report 2018)。

認知症治療に結びつく斬新なアイデアの具現化目指す

本共同プログラムでは、2019年から2023年の間に、認知症を研究する博士研究員に研究助成金が支給されます。助成を受けた博士研究員は、UK DRIの世界最先端の研究施設において、エーザイの探索研究およびトランスレーショナル研究の支援のもと、認知症に関する新しい治療ターゲット分子およびメカニズムの探索研究、新規認知症モデルの構築をめざすとともに、これらの研究成果の診断、治療、ケアへの橋渡しを加速します。

エーザイ社の執行役 ニューロロジービジネスグループのチーフディスカバリーオフィサーである木村禎治博士は、「世界最大の認知症研究機構であるUK DRIと、エーザイが民間企業として初めて共同プログラムを開始できることを大変嬉しく思います。本共同プログラムは、英国において世界最先端の認知症研究に取り組む博士研究員に、自身の能力を最大限に発揮する環境を提供する極めてユニークな試みです。本プログラムのもとで、認知症治療に結びつく斬新なアイデアが具現化することに期待しています」と述べています。

エーザイは、1990年以来、英国において神経変性疾患に関する研究を行い、2012年には、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)と共同研究を開始しました。本共同研究は、エーザイのオープンイノベーション構想の一環として、最先端の研究者とともに、最新の研究成果を神経変性疾患に対する革新的な治療法に繋げるべく2023年まで実施されます。

(画像はイメージです)

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エーザイ、UK DRIと認知症研究を加速する新しい博士研究員プログラムを共同で開始


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