JLSAから、「若年性認知症」向けの保険が登場
2018年12月21日
金銭的な補償だけでなく弁護士への相談・委任費用も補償
一般社団法人全国地域生活支援機構「JLSA」(東京都新宿区)は、2018年より「若年性認知症」の方やそのご家族・支援者のための保険「わたしのお守り総合補償制度」を個人会員向けの制度としてスタートしました。
若年性認知症や精神疾患による事故、徘徊等により起こしてしまった加害事故に対する家族や支援者の金銭的賠償リスクの補償や、振り込め詐欺や自転車にぶつけられてケガをしたなどの被害事故など、精神障害者や認知症高齢者の方に起こりやすいトラブルへの金銭的な補償や弁護士への相談・委任費用が補償されるのが特徴です。
懸念される30代、40代の認知症増加
若年性認知症とは65歳未満で発症した認知症をいいます。若年性認知症の患者数は、厚労省の補助金事業の調査によると、3万7,800人と推計されています。中でも30代、40代といった働き盛りの年齢層でも認知症増加が懸念されています。「JLSA」は、市民後見人の養成や社会福祉協議会等に後見実施機関の設立運営支援を行い、認知症や障害者の方が住む地域で安心して暮らせるための仕組みづくりを行っています。
「わたしのお守り総合補償制度」の概要は次の通りです。
保険契約者:一般社団法人 全国地域生活支援機構「JLSA」
加入者:上記契約者の個人会員
被保険者:上記加入者が指定する認知症または障害者本人
掛金:年間13,510円~23,600円(個人会員を含みます)
(画像はイメージです)
▼外部リンク
「若年性認知症」の方の保険が誕生!事故などのトラブルから守る新しい保険
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