映画『ケアニン』、11月以降、上映料の一部を寄付

2018年11月19日

「認知症とともに生きる希望宣言」の一環として

介護の仕事を始めた若者が、認知証と本気で向き合う姿を描いた映画『ケアニン』は、2017年6月に丸の内TOEIを皮切りに全国劇場公開され累計開催数は700回超、11月には単月で110回以上の上映会が予定されています。同映画では、一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループの活動に賛同し、11月1日以降開催される上映会の上映料の一部を同団体に寄付するとともに、寄付金額は随時公式サイトにて発表されます。

日本認知症本人ワーキンググループは、認知症の本人自身が主となって活動をする組織であり、本人による啓発・研修・出版活動等を行なっています。映画『ケアニン』では、同グループが発表した「認知症とともに生きる希望宣言」内の「希望のリレープロジェクト」の一環として全国各地で開催される『ケアニン』上映会との協同企画も検討しており、同団体の活動をともに広げていく考えです。

「認知症とともに生きる希望宣言」は、一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループが推進するもので、2018年11月1日に発表されました。「私たちは、一度きりしかない自分の人生を、あきらめないで、希望を持って自分らしく暮らし続けたい、そして次に続く人たちが暗いトンネルに迷い込まずに、もっと楽に、いい人生を送ってほしい」との願いが込められた宣言で、さまざまな立場の団体や人との協働を目指す「希望のリレープロジェクト」を全国で展開していくことを発表しています。

映画『ケアニン』概要とあらすじ

映画名: ケアニン~あなたでよかった~
監督: 鈴木浩介
初公開日: 2017年6月17日
上映時間: 105分
制作国: 日本
キャスト: 戸塚純貴、松本若菜、山崎一、水野久美、 藤原令子、菜葉菜、小市慢太郎
大森圭(男性・21)は新人の介護福祉士。高校卒業後、これといってやりたいことがなかった圭は、漠然とした理由で介護の専門学校へ入学。
卒業後、圭が働くことになったのは、郊外にある小規模介護施設。
認知症の高齢者たちと上手くコミュニケーションが取れず、悩む日々が続くなか、圭が初めてメインで担当をすることになったのは、認知症の星川敬子79歳。
試行錯誤しながらも、先輩スタッフたちの協力もあり、少しずつ敬子との関係性を深めていく。「なんとなく」で始めた介護の仕事に、いつしか本気で向き合うようになっていく圭だったが…。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
映画『ケアニン』、日本認知症本人ワーキンググループと協働  今後の上映料の一部を寄付、全国上映会とのコラボ企画も


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