SOMPOホールディングス、「認知症」に関する調査
認知症に備えた費用を準備している方は1割どまり
SOMPOホールディングス株式会社は、9月21日の世界アルツハイマーデーおよび世界アルツハイマー月間に合わせ、「認知症」に関する調査を実施しました。同グループは、認知症に関する社会的課題に注目し、「認知症にならない・なってもその人らしく生きられる社会」を目指す「SOMPO認知症サポートプログラム」を展開しており、今回の調査もプログラムの一環として行われました。
調査結果のポイントは次の通りです。
1.親や自分が認知症になった時に備えて費用の準備をしている方は約1割 にとどまる
2.約5割の方が、親が認知症になった時に備えた費用の準備を、必要と認識しながら準備をしていない
3.認知症(認知機能低下)予防や進行を遅らせたいと考える方が多い一方で、実際には取り組んでいない方や何が予防につながるか分からない方が多い
なかなか家族と話せない現実も
「ご自身が高齢者になったら、何が一番不安ですか?」という設問では、最も多かった答えが「収入」(44.6%)、次いで「認知症・介護が必要な状態になること」(34.9%)、「一人きりになること」(8.6%)と続きます。「認知症について、家族と話したことがあるか?」では、56%もの人が「話したことがない」と答えています。その理由は、「必要だとは思うが、話すきっかけがないから」(43.0%)、「(前向きな話題でないので、もしくは想像したくないので)話したくないから」(12.3%)でした。
対して、周囲の家族はどう考えているのでしょうか。「ご自身の親が認知症になった時に備えて、費用の準備をしていますか?」では、「準備している」は約1割にとどまり、約5割が「必要だが、準備していない」と回答しました。「ご自身や配偶者、または親が認知症になった場合の備えとして、この1年間でいくらかけましたか?」では、全体の平均が87,221円、「準備している」と答えた人の平均は72万1,079円となりました。
調査の詳しい内容は下記外部リンクよりご覧ください。
(文頭画像はイメージです。文中画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
SOMPOホールディングス、「認知症」に関する調査結果 ~認知症に備えた費用を準備している方は1割どまり~
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