9/8・15、新しい総合的認知症ケア研修会、大阪・東京にて開催

2018年8月15日

介護の専門職・プロとして専門性を高める

日本通所ケア研究会/福山認知症ケア研究会、NPO法人日本介護福祉教育研修機構は9月8日(土)・大阪、15日(土)・東京の2日間、「新しい総合的認知症ケア研修会」を開催します。講師にはケアのエキスパートが集結、一般社団法人日本認知症ケア学会の認知症ケア専門士単位認定講座(3単位)に指定されています。/p>

認知症ケアが難しいと感じてしまうのは、「言うことを聞いてくれない」、「リハビリの指示が入らない」、「認知症だからできない」などといった、介護者側都合のアセスメントが原因ではないかという立脚点から、本研修会では「介護の専門職・プロとして専門性を高める」ことを目的に、日々の現場ケアの見直し、困難事例への対応を習得、ワンランク上の総合的な認知症ケアのアプローチを学んでもらうことを趣旨として開催されます。

9月8日(土)の大阪会場はCIVI研修センター新大阪東(大阪府大阪市東淀川区東中島1-19-4)、15日の東京会場は人事労務会館(東京都品川区大崎2-4-3)、参加費は税込・資料代込で10,000円。講座の主な内容は次の通りです。

各講座の概要

「こんなアプローチがあったんだ!認知症ケア最前線」
講師:石原孝之(コミュニティホーム長者の森 取締役)
内容:「基礎知識のおさらい」から「明日から使えるケアのヒント」まで、「なぜ、認知症ケアが難しく感じてしまうのか」を見つめ直し、明日からの現場で使えるケアのヒントを探ります。

「BPSDへの対応」(※大阪会場)
講師:中西誠司(医療法人寿栄会有馬高原病院地域包括ケア推進室 室長)
内容:PACEP理論から導く根治ケア。BPSDへの対応理論の一つである「PACEP理論」の概要について説明し、具体例を用いて、PACEP理論の活用とケア対応方法について説明します。

「新しい総合的認知症ケアの実践(1)」
講師:〈大阪会場〉中西誠司(医療法人寿栄会 有馬高原病院 地域包括ケア推進室 室長・作業療法士)、〈東京会場〉浅野有子(非営利一般社団法人あっとほーむいなしき 代表理事)
内容:認知症の人が地域で生活を続けていくための、認知症の各ステージごとで実践できる認知症リハビリテーションの実践を学びます。認知症の症状に合わせたリハビリや生活場面でのリハビリテーション的ケアの実践を知ることで明日からの現場実践がワンランクアップします。(大阪会場と東京会場では内容と講師が異なります)

「認知症の方に効果的なADL・IADLプログラムとケアの工夫」
講師:村上理恵(看護小規模多機能型居宅介護ありがとういいね 介護福祉士)
内容:認知症の方の残存している能力を引き出しADL・IADLを行ったり、趣味活動を増やすことで本人のQOLが高まります。現場での実際の活動例を紹介しながら簡単にマネができる工夫点などを伝えます。

「新しい総合的認知症ケアの実践(2)」
講師:妹尾弘幸(株式会社QOLサービス 代表取締役)
内容:環境が人の行動に及ぼす影響力は大きく、特に認識力や遂行機能等が低下している認知症の方は、環境設定により大きく活動レベルが変化します。この講座では、認知症と環境に関して、本人の残存能力を引き出す環境づくり、BPSDの発生を低下させる環境づくりについて説明します。

申し込み等詳細は下記外部リンクよりご覧ください。

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
9/8、9/15 新しい総合的認知症ケア研修会 大阪、東京にて開催


このページの
上へ戻る