在宅医療と介護の映画「ピア~まちをつなぐもの~」製作決定

2018年5月3日

業界各団体が協力、リアリティある作品を目指す

映画「ピア」製作委員会(東京都渋谷区)は、在宅医療と介護をテーマとした映画「ピア~まちをつなぐもの~」(仮題)の製作を発表しました。全国に自主上映会が拡大中の映画『ケアニン』のスピンオフ企画となっており、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会などが特別協力として参加します。

何となく介護の仕事を始めた若者が、認知証と本気で向き合う姿を描いた『ケアニン』は、2017年6月から丸の内TOEIを皮切りに全国の劇場で公開され、現在までロングラン上映が続き、自主上映会の開催数は350回を突破しています。

本作では、若手医師とベテランケアマネジャーの二人の成長物語を中心に、医療介護関係の多職種や地域住民、行政がチームとして連携しながら、在宅医療と介護、看取りに懸命に取り組む姿を描きます。各専門団体の協力により在宅医療における専門家たちが推薦できるレベルのリアリティある作品を目指します。今回の主人公はエリート若手医師。あらすじは次のようになっています。

あらすじ

予定していた海外留学を断念し、勤めていた大学病院も止む無く辞め、倒れた父親の医院を継いだ主人公の若手医師。「来院できない患者たちが心配だから」という父親の要望で、渋々訪問診療を始めることになる。しかし、大学病院で先端医療の研究を志していた主人公は、地域の患者やその家族たちに関心を持たない。また、医師としてのプライドが高いため、ケアマネジャーや訪問看護師など他の職種との連携もできず、やがて地域の中で孤立していくようになる…。

企画・原案ストーリー・プロデュースは「ケアニン」を手掛けた山国秀幸、「ケアニン」の監督補を務めた綾部真弥、脚本も同じく藤村磨実也の各氏が担当します。

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
在宅医療と介護をテーマに 映画「ピア~まちをつなぐもの~」(仮題)を製作  日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、 日本看護協会などが特別協力


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