名古屋大学ら、世界初のメタボライト計測手法を開発

2018年4月24日

恒常性を可視化する新技術

名古屋大学大学院医学系研究科の財津 桂准教授、株式会社島津製作所らの研究グループは、700nmの超微細針(鍼灸針)を用いた新たな質量分析法「PESI/MS/MS」を開発、生きているマウスの脳内から、直接、内因性代謝物(メタボライト)をリアルタイムに計測する手法の開発に成功しました。

今回の成果は、近年、高い注目を浴びている「リアルタイム・メタボローム解析」の一翼を担う新たな手法として期待されるだけでなく、アルツハイマー病などの脳疾患や認知症等の病態解析など幅広い分野に応用されることが期待されます。

本研究成果は、2018年3月19日付で米国科学雑誌「Analytical Chemistry」オンライン版に掲載されました。

(画像は本文と直接関係ありません)

▼外部リンク
名古屋大学、世界初!生きているマウスの脳から、直接、内因性代謝物(メタボライト)をリアルタイムに計測する手法の開発に成功!-恒常性を”可視化する”新技術-


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