脳活動をセルフチェックできる測定キオスク端末が発売

2018年2月13日

気軽に脳活動をセルフチェック

東北大学と株式会社日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーである株式会社NeU(東京都千代田区)、健康測定機器の販売やレンタルをする株式会社ウエルアップ(横浜市)は、脳活動を手軽に測定し、測定結果に脳トレ情報を印刷してお知らせするキオスク端末「前頭前野セルフチェック」を業界に先駆けて開発、1月末より店舗や施設向けに販売を開始しました。

キオスク端末とは、街角や公共スペースに置かれた無人情報端末のこと。「前頭前野セルフチェック」は、近赤外光を使い日常的な環境でも計測が可能である光トポグラフィ(NIRS)技術を活用したNeU社の簡易脳活動測定器(HOT-1000)です。

「脳センサー」をつけて、3種類の簡単な問題に答えることで、脳の司令塔である前頭前野の血流をチェックし、脳の活動量をもとにその人の脳の活動レベルを年代別のランキングで評価します。同時に、「頭の回転速度」「注意力」「記憶力」など脳力についてもチェック、結果はプリントアウトされ、様々な脳トレやおすすめ情報も提供されます。

シニアの健康維持に

チェックコンテンツは、「脳トレ」生みの親である川島隆太教授が脳科学の知見に基づき開発(NeU取締役CTO、 東北大学加齢研究所)したものです。本端末により、自身の脳の活動レベルや脳力などをチェックできる測定器は、シニアの健康維持において大きな貢献が期待できます。

想定される設置場所としては、「ドラッグストアやスーパーなどの店頭」、「行政の福祉保健局や公民館、体育館など」、「スポーツクラブや運動施設」などが挙げられています。アプリケーションがインストールされたタブレット、プリンター、脳センサーを含む標準価格は80万円(予定)となっています。

(画像はプレスリリースより)

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脳活動をセルフチェックできる測定キオスク端末を発売


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