東北大等、非侵襲力測定法により分子モーターの協同輸送を測定
2018年2月6日
神経疾患研究の新しい測定法として期待
東北大学大学院工学研究科の林久美子助教、東北大学学際科学フロンティア研究所の丹羽伸介助教らは、細胞を傷つけない非侵襲力測定法を用いて、生きている線虫内で小胞(シナプスの材料)に働く力を見積もることに成功しました。
神経細胞内の物質流通の障害がアルツハイマー病など神経疾患の原因となります。本研究グループは、小胞に働く力を非侵襲に測定し、お神輿を大勢で運ぶように、1つの小胞は複数の分子モーターに協同で運ばれることを明らかにし、小胞輸送を担う分子モーターの減少がシナプス形成の異常に繋がることを突き止めたものです。
(文中画像はプレスリリースより)
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東北大等、非侵襲力測定法が明らかにした分子モーターの協同輸送 -神経疾患研究の新しい測定法として期待-
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