浜松光医学財団と脳リハビリネットワークが事業連携を発表。認知症激減を目指す。
それぞれが持つ資源とノウハウを融合
一般財団法人浜松光医学財団(以下光医学財団)と、株式会社脳リハビリネットワーク・株式会社ウェルネスパートナー(以下脳リハビリネット)は1月20日、健康長寿社会を目指し認知症を激減させる事業を連携して行うことを発表した。
光医学財団はがんや認知症の早期発見や早期治療を目的に設立。2003年には浜松PET診断センターを開院し、PETなどの光技術を用いた画像診断を実施している。
脳リハビリネットは認知症の予防、進行抑制、改善を中心としたケアを提供する介護保険施設を運営。独自に開発した「金子式脳リハビリシステム」などにより、数多くの脳活性化プログラムを提供している。
脳の測定方法や脳活性化プログラムの改善へ
光医学財団と脳リハビリネットは、認知症を激減させることを目的とした共同研究を行うとしている。
脳リハビリネットの各施設利用者に対し、光医学財団の測定機器を用いた脳機能状態の測定を実施。認知症テスト「浜松二段階方式」などのデータ結果も合わせ、測定方法や脳リハビリの有用性をあらためて実証する。
得られた成果は両社の事業に還元し、認知症の早期発見、予防、進行抑制、改善などにつなげたい考えだ。
認知症の最新情報を紹介するイベントも開催
連携契約の調印を記念し、2月21日には記念講演会とシンポジウム「認知症予防の最前線」が開催される。時間は13時30分より、会場は静岡県浜松市のSBSプレスタワー17階。入場は無料。
講演会は「脳が語る認知症」と題し、浜松医科大学教授の尾内康臣氏が担当。さらにシンポジウム「認知症予防の現状について」、「脳活ワークショップ~認知症予防インストラクターと一緒に脳活性化にトライしましょう~」が予定されている。
(画像は脳リハビリネットワークのホームページより)
▼外部リンク
脳リハビリネットワーク/浜松光医学財団 浜松PET診断センターと連携基本契約を締結<
浜松光医学財団
ウェルネス浜名湖/講演会&シンポジウム開催「認知症予防の最前線」
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