認知症予防効果も期待される高カカオチョコレート 祖父へのバレンタインにいかが?

2015年1月24日

カカオポリフェノールの抗酸化作用に着目

生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、「高カカオチョコレートトレンド10周年とオトナのバレンタインに関する調査」を実施した。

チョコレートに含まれるカカオには、動脈硬化の防止やストレス緩和、アレルギー症状の改善などさまざまな健康効果があることが知られている。カカオの含有量を増加した高カカオチョコレートも、2005年の登場以来注目を集め続けている。

愛知学院大学心身科学部の大澤俊彦教授は、高カカオチョコレートには認知症予防の効果があるとしている。同調査では高カカオチョコレートが好きな父親・祖父は全体の76%に及んでおり、バレンタインに祖父へチョコレートをプレゼントするのもいいかもしれない。

1日板チョコ5かけら程度の分量で健康維持

大澤教授によれば高カカオチョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」が、健康増進のため重要な役割を担っているという。

カカオポリフェノールには「血管壁をしなやかにする」「血圧を下げる」「HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす」などの効能があり、動脈硬化を防止する働きをもつ。

脳内に存在するDHAの酸化は認知症発症の引き金になるとされるが、カカオポリフェノールには抗酸化作用もあり、認知症予防の効果が期待される。1日25gの高カカオチョコレートで健康維持に努めたい。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク
トレンド総研 ニュースリリース
トレンド総研 高カカオチョコレートトレンド10周年に関する調査

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る