静大教授ら、「みんなの認知症情報学会」設立

2017年12月5日

認知症は個性

11月28日(火)、静岡大学の教授らは「認知症は個性である」を理念に「一般社団法人 みんなの認知症情報学会」を設立しました。市民情報学に基づいた認知症情報学の研究と推進により、人工知能(AI)などを活用し、誰もが充実した認知症ケアが受けられる豊かな高齢社会を目指します。

同学会は、認知症情報学の竹林洋一特任教授が理事長を務め、AIや高齢者医療、介護の専門家などが参画しています。医療・介護の専門家らと連携し、認知症患者のケアを人工知能(AI)で分析したり、ビックデータを活用するなど、様々な情報・分析手法を駆使し、認知症の患者や家族が安心して暮らせる環境づくりに取り組みます。

学術研究活動だけではなく、認知症ケアの啓発セミナーなども行うとしています。高齢化社会の進行、介護業界の人材不足が深刻化する中、人工知能(AI)や情報学を活用した知による問題解決の取り組みに期待は高まります。

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
みんなの認知症情報学会 公式HP


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