東京都「若年性認知症ハンドブック」を改訂、企業向けセミナーも
2017年12月2日
「若年性認知症ハンドブック」の改訂
東京都は、産業医及び企業・団体の人事・労務担当者等を対象に、職場内において、若年性認知症の人に適切に対応できるよう平成22年に作成した「若年性認知症ハンドブック」を改訂するとともに、企業向けセミナーを開催します。同ハンドブックは、区市町村など支援機関等に配布するとともに、東京都ホームページにも掲載されています。
65歳未満で発症する「若年性認知症」は、就労継続や経済問題など高齢期で発症する認知症と異なる課題に直面します。都は企業・団体向けハンドブックの作成だけでなく、相談窓口として若年性認知症総合支援センターを都内に二か所設置し、支援に取り組んできました。
若年性認知症今回の主な改訂は、次の3点となっています。
① 家族介護者・当事者の会や若年性認知症専用事業所情報の追加
② 事業主が若年性認知症の人を雇用する上で利用可能な支援制度の記載
③ 認知症疾患医療センターなど相談窓口一覧を充実
若年性認知症企業向けセミナー
都では、「若年性認知症ハンドブック」の改訂を機に初めて企業向けセミナーを開催することとなりました。概要は以下のとおりです。申込方法など詳しくは下記外部リンクよりご覧ください。
日時:平成30年2月2日(金)14:00〜16:30
会場:四谷区民ホール(新宿区内藤町87番地)
対象:企業・団体の人事・労務担当者、産業医、その他若年性認知症支援に関わる方
定員:250名(要事前申込み)
内容:[基調講演]若年性認知症の理解と支援 講師:東京都立松沢病院 齋藤正彦 院長
若年性認知症当事者の発表(就労について)
若年性認知症総合支援センター、東京労働局の取組紹介
▼外部リンク
東京都、若年性認知症への理解を深めるために「若年性認知症ハンドブック」の改訂と「若年性認知症企業向けセミナー」開催のお知らせ
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