「オレンジページくらし予報」、物忘れに関する調査を実施
2017年10月30日
ほんとんどの人が「年のせい」と感じている
創刊32年の生活情報誌『オレンジページ』が行う、「オレンジページくらし予報」は、全国の50~60代の男女を対象に「物忘れ」についての調査を実施。50代以上の4人に3人が“物忘れが増えた”と実感したのは想定内の結果といえる一方、パソコンやスマートフォンなどの情報機器による影響も背景にありそうだと指摘しています。
調査は複数回答方式で行われ、「どんな時に「もの忘れ」を実感することが多いですか?」という質問に対しては、「人の名前が出てこない」(85.3%)、「何をしようとしたかを忘れる」(58.0%)、「感じが思い出せない」(57.7%)など定番の意見が上位を占めました。
もの忘れの原因については、94.1%の大多数が「年をとったから」、次いで「パソコンやスマートフォンに頼っているから」が33.6%、「覚えようとしないから」が31.8%という結果となっています。
対策を講じている人は多く、内容は多岐に
もの忘れ対策についての設問では、「メモをとる」(75.5%)、「インターネットなどで調べて、忘れたままにしない」(22.7%)、「充分に睡眠をとる」(16.4%)、「脳トレを行う」(15.7%)、「運動をする」(14.7%)、「食生活に気をつける」(11.2%)となっており、正攻法の「メモをとる」を基本に多様な意見が選択されています。
調査は、オレンジページメンバーズ・国内在住の50~60代の男女に対してインターネットで行われ、有効回答数は377人、調査期間は2017年8月30日〜9月3日です。
(本文画像はプレスリリースより)
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