愛媛県、河内晩柑果汁飲料の認知機能に関する特許出願

2017年9月24日

美味しく、認知機能を改善

愛媛県は、河内晩柑(かわちぽんかん)に多く含まれる機能性成分(オーラプテン)を利用した食品の開発・研究を行い、河内晩柑果汁にヒトの認知機能を維持・改善する効果を発見、愛媛県、松山大学、愛媛大学、株式会社えひめ飲料が共同で特許出願を行いました。

最新の研究では、長期間体内でくずぶり続ける「慢性炎症」がさまざまな疾患に共通する基盤病態となっていることがわかってきました。このことから、松山大学薬学部は柑橘の機能性成分に着目。研究を行い、河内晩柑果皮に含まれるオーラプテンが脳に移行し、脳内で抗炎症作用を示すことを発見しました。

同大薬学部の研究では、さらに次のことも明らかとなりました。

1) 河内晩柑果皮のオーラプテン(AUR)含量は、他の柑橘に比べて特異的に高いこと
2) 河内晩柑果皮に脳保護作用があること
3) 河内晩柑果皮を投与した場合の作用はAUR単独の場合より高い

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
河内晩柑果汁飲料の認知機能に関する特許出願について


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