武庫川女子大、老化した大脳皮質に新しく神経細胞をつくる細胞を発見

2017年9月27日

老化した脳細胞には新しい神経細胞をつくる能力がある

9月11日、武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科(兵庫県西宮市)の大平耕司准教授らは、老化した大脳皮質において、新しく神経細胞をつくることのできる組織幹細胞(神経前駆細胞)が存在していることを発見したと発表しました。

脳は誕生後、新しい神経細胞は作られず、減少する一方であると考えられてきました。しかし、中枢神経系の中でも、海馬や嗅球には神経細胞ができてくる部位があることが、ここ20−30年の間に明らかにされてきました。

新しい治療法の実現に期待

本研究グループは、「若い大人の大脳皮質にも新しい神経細胞(前駆細胞)を生み出す力があること」、「これらの前駆細胞を薬剤で人工的に増殖させることが可能であること」、新しくできた神経細胞が周りの神経細胞の脳卒中からの死滅を防ぐこと」などを発見しました。

もし、老化した脳内にもこれらの前駆細胞が存在することが明らかとなれば、老化した大脳皮質が関係する認知症、アルツハイマー病、脳卒中などの脳疾患に対する治療法の実現が期待できます。

▼外部リンク
武庫川女子大学、老化した大脳皮質に新しく神経細胞をつくることができる細胞を発見


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