東京池袋のジュンク堂書店、認知症当事者のブックフェア開催中

2017年9月13日

国内外の認知症当事者が書いた切実な声を一堂に

日本有数の大規模書店、東京・池袋のジュンク堂書店池袋本店において、認知症当事者によるブックフェア「認知症当事者の語り 〜 ありのままの声で 〜」が9月30日まで開催され、国内はもとより、海外の認知症の当事者の本が一堂に集まっています。

認知症患者やその家族が執筆した本は、当サイトでも度々紹介しているように出版が相次いでいます。認知症患者は2025年には700万人を突破、65歳以上の5人に1人が認知症患者という時代がすぐそこに迫っており、認知症が多くの人にとって切実な課題となっていることの現れでしょう。

自分や周囲の方が認知症になった時、どう考え、行動したらよいのか、当事者の執筆本を集めた本フェアは、認知症が身近な人にもそうでない人にも、多くの示唆を与えてくれるのではないでしょうか。

ブックフェアのラインナップ(一部)

『認知症の語り-本人と家族による200のエピソード』
(健康と病いの語りディペックスジャパン編集、日本看護協会出版会、2016)
『私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活』
(樋口直美 著、ブックマン社、2015)
『認知症の人たちの小さくて大きなひと言 〜 私の声が見えますか』
(永田久美子 監修、harunosora、2015)
『認知症になっても人生は終わらない』
(認知症の私たち 著、harunosora、2017)
『ぼくが前を向いて歩く理由(中村成信 著、中央法規出版、2011)』
『認知症とともに生きる私:「絶望」を「希望」に変えた20年』
(クリスティーン・ブライデン 著、,馬籠久美子 翻訳、大月書店、2017)』
『認知症になった私が伝えたいこと』
(佐藤雅彦 著、大月書店、2015)
『認知症の私からあなたへ 20のメッセージ』
(佐藤雅彦 著、大月書店、2016)
『認知症になってもだいじょうぶ! そんな社会を創っていこうよ』
(藤田和子 著、徳間書店、2017)
『私は私になっていく』
(クリスティーン・ブライデン 著 , 馬籠久美子 翻訳、クリエイツかもがわ、2017改訂)

▼外部リンク
「当事者ブックフェア」が開催されます(東京・池袋)


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