京都大ら、安全性の高い水溶性クルクミンの開発に成功〜新薬に期待

2017年9月25日

問題であった経口吸収性の低さを改善

京都大学は9月1日、株式会社セラバイオファーマと共同で、ウコンに含まれるクルクミンの生体内代謝物に着目し、安全性の高い水溶性プロドラッグ型クルクミン(CMG)の開発に成功したと発表しました。

ウコンに含まれるポリフェノール化合物クルクミンは、がん、⼼臓病、アルツハイマー等に関する基礎研究及び臨床研究が⾏われています。しかし、クルクミン原末をそのまま摂取しても多くは腸管で吸収されないために、⾎液には移⾏せず肝臓を含む各種臓器での顕著な効果を期待できません。

そこで、クルクミンをより使いやすくするために、誘導体開発研究及びドラッグデリバリーシステム開発研究などが世界中でしのぎを削っています。しかし、未だ有効な薬剤及び手法は開発されていないのが現状です。

京都大学とセラバイオファーマ社は、クルクミンモノグルクロニド(CMG)を生体内で退社できる活性代謝物となるプログラッグ(薬剤)として利用できることを発見しました。これにより、従来のクルクミン原末の経⼝投与と⽐較して、クルクミンが極めて⾼い⾎中濃度を⽰すことが明らかになり、問題であった経口吸収性の低さを改善することに成功しました。

▼外部リンク
安全性の高い水溶性プロドラッグ型クルクミン(CMG)の開発に成功 -抗がん剤などとしての実用化に期待-


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