リストバンド型見守り端末「みまもーら」、緊急災害時の機能を追加
2017年9月8日
平時だけでなく、災害も想定した見守り端末への進化を目指す
株式会社みまもーら(東京都港区)は既に開発・販売するリストバンド型の見守り端末「みまもーら」に緊急(災害)時に対応するための拡張機能の開発を行うと発表しました。
「みまもーら」は、高齢者が気軽に身に着けられ、高齢者の位置や行動をリアルタイム把握することができるリストバンド型の見守り端末。次世代型通信規格「LoRa」+「GPS」を使うことにより、最長10kmまで探知でき、電池寿命も10年を実現しています。
災害時、72時間の壁への対応
災害時の生存率は、24時間以内で約90%、48時間以内が約20〜30%、72時間を過ぎて90時間を越えると約5%まで大幅に低下し、「72時間の壁」と言われています。これに対処するため、災害時を想定した「みまもーら」への2つの機能拡張が計画されています。
災害時など、一定期間移動が認められない場合、データ解析によりデータ解析により一時的に位置情報の取得を行い、管理者の持つデバイスにプッシュ通知を行います。また、停電等によりネットワークが機能しなくなった際の代替手段としてゲートウェイ(電波受信機)を搭載したドローンの開発も進め、広範囲での捜索に力を発揮できる体制の構築を目指します。
(文頭画像はイメージです。文中の画像はプレスリリースより)
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リストバンドで高齢者の位置や行動をリアルタイム把握できる「みまもーら」が、緊急災害時における捜索機器への転用も視野に
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