認知症予防にも。ごはんを主食とした「日本型食生活」を提案

2014年12月12日

食育健康サミット2014が開催された

2014年11月27日(木)に「食育健康サミット2014」が日本医師会、米穀安定供給確保支援機構の主催で開催された。サミットのテーマは、性・年齢別疾病の発症予防・重症化予防と日本型食生活の役割をだ。

同サミットは、医師、栄養士を対象に毎年開催される。サミットでは、神奈川県立保健福祉大学学長である中村 丁次先生他3名の専門家による講演とパネルディスカッションが実施された。会場に集まった参加者は、医師や栄養士など724名。

4つのテーマで基調講演

講演テーマは、「生活習慣病の発症予防・重症化予防のための食事処方(性・年齢別の栄養問題を踏まえて)」、「若い女性のやせ志向と危惧される次世代の生活習慣病リスク」。

「中高年の肥満対策と生活習慣病予防のための食事処方、「齢者の介護予防・虚弱(フレイル)予防のための食の在り方」が講演した。

「高齢者の介護予防・虚弱(フレイル)予防のための食の在り方」の講演では

名古屋大学大学院医学系研究科地域在宅医療学・老年科学 教授 葛谷 雅文氏が高齢者の介護予防について講演した。

その中で、今後、高齢社会における栄養の問題が、健康寿命の延伸延長、介護予防の視点から重要性が高まっていること、認知症、骨折や転倒、衰弱などの要因にもなっていることなどが話された

(画像は米穀安定供給確保支援機構ホームページより)

▼外部リンク
公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構


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