認知症最新ニュース

東田 勉 著『認知症の「真実」』~偏見と闘う介護者たち~

2014年12月6日

介護家族必読の書
11月19日、講談社より『認知症の「真実」』~偏見と闘う介護者たち~が刊行された。著者は、介護ライターの東田勉氏。講談社現代新書/定価800円(税別)。

「読書人のための月刊情報誌 本」では、「認知症は医師選びを間違えると、とんでもない悲劇が襲う。認知症高齢者462万人を介護する家族必読の衝撃作」 として紹介。「本」12月号には、著者自らの解説が掲載されている。

「認知症」の呼び名は2004年から
東田氏は、認知症という名の「病気」は存在しないと語る。「認知症」という呼び方は、2004年に、厚生労働省により「痴呆」を言い換える言葉として発表された。

認知症には、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、さらにその何れかの混合型認知症などがあるといわれている。しかし近年世界中で増加傾向にある認知症は、治療法や治療薬を含め、未解明な部分が多い。

介護者の声
著者は、「認知症は遺伝するのではないか」「発病したら数年間しか生きられない」「やがて人格崩壊の極地へと向かう」などといった世間の偏見と闘っている介護者の声を取材。認知症の人を家族に持つ介護者にスポットをあてた内容となっている。

また、認知症を病気とは考えず、ケアで落ち着かせる介護現場の取り組みを紹介。さらに認知症の薬害問題と闘う医療の専門家、介護の専門家の意見と実践も合わせて紹介している。

介護者の目線から書かれた本
認知症を予防・改善する画期的な薬の出現が切望される一方には、高齢者に対する向精神薬の過剰投与の問題がある。

認知症を介護する家族には、常に心身の負担と家族への愛情との間で引き裂かれる重い課題がある。『認知症の「真実」』は、介護ライターによって介護者の目線から書かれた本である。

東田氏の著書にはほかに、『介護のしくみ』、『新しい認知症ケア 介護編』『新しい認知症ケア 医療編』などがある。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

「読書人のための月刊情報誌 本」
http://hon.kodansha.co.jp/

こちらのニュースもどうぞ

認知症最新ニュース アクセスランキング

  1. 1認知症患者は2025年に700万人を突破。65歳以上の5人に1人
  2. 2【今夜放送】林修の今でしょ!講座3時間スペシャル『男性VS女性S…
  3. 3認知機能の維持に希望の光!注目される「コリン」の効果とは[PR]
  4. 4【明日放送】NHKガッテン!「これが世界最先端!夢の認知症予防S…
  5. 5匂いで認知機能チェック!母の日、父の日キャンペーン中
  6. 6世界初「安定化DHA・EPA」を配合した飲料を販売開始
  7. 7医療・介護施設の徘徊対策に!少ない人手で効率的に守る「顔認証シス…
  8. 8【樋口直美さんインタビュー】 レビー小体型認知症は認知症というよ…
  9. 9細胞内の不良品タンパク質の分解メカニズムを解明
  10. 10認知症対策の国家戦略『新オレンジプラン』策定
このページの
上へ戻る