千葉県の八千代病院で「認知症疾患医療センター」を設立

2014年11月29日

認知症の早期発見、早期治療につなげる

八千代病院(千葉県八千代市下高野549)では、先月より「認知症疾患医療センター」を新たに設置し、患者からの相談などに対応している。

同院は昭和30年の開院以来、精神科専門病院として急性期治療や認知症治療に当たってきた。同センターの開設により、さらに認知症の早期発見や適切な治療、介護との速やかな連携などが期待される。

認知症に心当たりがある際、どこに相談や受診をすればよいのか迷い、適切な治療を受けるタイミングが遅れるケースも多い。同センターでは一人で悩まずに連絡してほしいと、相談専用窓口(047-488-2071)を設けている。

地域における認知症の専門医療機関として

同センターでは、認知症に関する専門医療相談を受け付け、適切な医療機関を紹介。必要に応じて同院の専門医が診療を行い、疾患の原因特定のための鑑別診断、周辺症状や合併症などの治療も実施する。

認知症の症状には、甲状腺機能低下症、慢性硬膜下血腫、ビタミン欠乏症など治療回復できるものがあり、早期発見が必要。本人だけでなく家族や友人に認知症の兆候がみられた場合も、早めに相談して早期治療を促したい。

(画像は八千代病院 認知症疾患医療センターのホームページより)

▼外部リンク
八千代病院 認知症疾患医療センター
八千代病院

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