第一興商、東京都中野区の介護予防事業を受託

2017年6月18日

DKエルダーシステムを利用した健康教室を運営

東京都中野区は、介護予防事業の充実を図るため、株式会社第一興商(東京都品川区)の開発した「DKエルダーシステム」を活用したプログラムを導入し、健康教室運営を行うこととなりました。現在20箇所で開催されています。介護予防、日常生活支援総合事業において、主に要支援者などの生活機能の改善と、一般高齢者の健康維持改善を目的としたものです。

「DKエルダーシステム」は、通信カラオケ機器「DAM」を活用した介護予防・健康増進コンテンツ配信システムです。音楽、体操、映像などのオリジナルプログラムを通して、楽しみながら健康を増進し介護を予防することができます。全国各地の21,000カ所以上の高齢者施設などに導入されており、高齢者の皆さんが楽しみながら継続的にプログラムに参加しています。

仲間と一緒に歌を口ずさみ、リズムに合わせて体を動かしたり、懐かしの映像を振り返れば、自然と笑顔になり元気が湧いてきます。そして、今まで生きてきた様々な記憶が蘇ってくることで、気持ちも若返ります。

高齢者の介護・認知症を予防し、健康増進を図る

コンテンツの多くは、専門家の研究により開発されており、東北福祉大学や鶴見大学との共同研究も進んでいます。研究に裏打ちされたコンテンツにより、利用者の健康増進・介護予防の効果増進が図られ、運動・口腔・認知など、総合的な生活機能の維持・向上の効果が認められています。

具体的には、運営する健康教室において、1回あたりおよそ2時間程度の教室を週に1回・全12回、年間3~7コース実施します。すこやか福祉センターでは「短期集中予防サービス」を、高齢者会館などでは「一般高齢者向け介護予防体操」を開催します。今月から来年3月にかけて、合計912回のプログラムを実施する予定となっています。

この事業を通じて、高齢者の介護予防・認知症予防・健康づくりに取り組むとともに、地域住民の生きがいの場を広げ、コミュニティの創出と活性化を図ります。同区の集会所などで同様の音楽介護予防教室を自主活動によって開催できるようになることを目指して、教室参加者の中から音楽健康指導士ならびに地域サポーターとして活躍する指導者の養成支援も行なっていくとしています。

(画像はDKエルダーシステムHPより)

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東京都中野区の「音響機器を活用した介護予防事業」を受託 DKエルダーシステムを利用した健康教室を運営


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