神奈川県、県内初の若年性認知症支援コーディネーターを配置

2017年6月11日

県内2か所に設置、6月1日から相談開始

政府は国をあげた認知症施策として、「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を推めており、各自治体はその実現に取り組んでいます。
新オレンジプランについては下部リンクより記事をご覧ください。

神奈川県においても、新オレンジプランにもとづき、認知症の人が住み慣れた地域で永く暮らしていける社会づくりを行っており、6月1日、県内初の若年性認知症支援コーディネーターを設置し、業務を開始しました。

若年性認知症支援コーディネーターは、若年性認知症の人やその家族からの相談を受けたり、支援者同士のネットワーク調整を行います。配置場所は、横浜市総合保健医療センター診療所(横浜市港北区烏山町)と曽我病院(小田原市曽我岸)の2か所であり、いずれも6月1日から相談が開始されています。 

具体的事業としては、個別相談及び研修があり、前者は「若年性認知症の人やその家族等に対する相談対応」、「相談内容を踏まえたサービス等の利用に関する支援」、「かかりつけ医や行政機関、勤務先等の関係機関との情報共有、支援内容についての連絡調整等の連携及び支援」。後者は、「行政、医療、介護、企業担当者等支援関係者への研修の実施及び関係機関のネットワークづくり」となっています。

認知症疾患医療センター(県内11か所目)の指定

神奈川県では、若年性認知症支援コーディネーターと同日の6月1日に新たに11か所目の認知症疾患医療センターとして、湘南東部総合病院(茅ヶ崎市西久保)を指定しました。認知症疾患医療センターでは、専門医療相談窓口を設け、患者、家族、医師、保健医療、福祉関係者等を対象に、電話や面接による相談に対応します。

▼外部リンク
県内初の若年性認知症支援コーディネーターを配置します!


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