「アルツハイマー病の謎を解く:認知症研究2025年問題」(大阪府)

2017年5月14日

脳科学の第一線から

公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団が主催する新適塾、「脳はおもしろい」の第17回会合「アルツハイマー病の謎を解く:認知症研究2025年問題」が2017年7月5日(水)、17時30分〜20時まで、千里ライフサイエンスセンタービルにおいて開催されます。研究者の交流を目指す会合となっており、参加費は無料です。

アルツハイマー病をとりあげ、団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費等社会保障費の急増が懸念される2025年問題もあわせて講演されます。

講師の西道隆臣さんは、理化学研究所脳科学総合研究センター 神経蛋白制御研究チーム シニア・チームリーダーを務め、早稲田大学・慶應義塾大学の客員教授も兼任しています。大阪大学大学院生命機能研究科の山本亘彦教授と大阪大学蛋白質研究所の古川貴久教授が コーディネーターとして参加します。

研究者の交流を推進する会合

同財団は、大阪大学医学部や国立循環器病研究センター、医薬基盤研究所などの医療・研究機関、製薬企業の研究所・工場が集積する、千里を中心とする大阪北部地域を生命科学のメッカにしたいと活動しています。

「新適塾」は権威にとらわれることなく「何でも聞けて本音で話す」、「何を尋ねても恥ずかしくない」雰囲気で自由闊達に議論できる場、若者が主役を演じられる場を目指して「未来創薬への誘い」、「脳はおもしろい」、「難病への挑戦」の3つのシリーズにより行われています。

「脳はおもしろい」では、「The brain, the final frontier」をキャッチフレーズに、「脳のおもしろさを第一線で活躍されている研究者が紹介し活発な議論を展開したい。」としています。講演後には軽食と飲み物が用意され、講師との歓談が行われるなど、大学、企業、研究機関の多くの研究者が参加して交流の輪が広がる場となっています。

▼外部リンク
千里ライフサイエンス新適塾会合「アルツハイマー病の謎を解く:認知症研究2025年問題」


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