細胞ストレスを光で可視化できるマウスを開発

2017年4月19日

ストレスが生じた時にストレスが生じた部分だけを可視化

株式会社トランスジェニックと学校法人金沢医科大学、国立大学法人熊本大学の共同研究チームが、目でみえない細胞ストレスを、ストレスが生じた時にストレスが生じた部分だけ、光によって可視化することができる「UMAIマウス」の開発に成功しました。この共同研究成果は「Scientific Reports」に掲載されました。

株式会社トランスジェニックは、遺伝子破壊マウスの作製や大学・製薬企業等の研究機関への遺伝子情報の提供、試薬販売などを行う会社です。

アルツハイマー病の研究、予防・治療にも

細胞ストレスとは、細胞レベルのストレスのこと。低酸素ストレスなどの組織内要因(細胞外)で生じるストレスと、酸化ストレスや小胞体ストレスなど細胞内のストレスがあり、様々な疾患に関与していることが報告されています。

その細胞ストレスのうち小胞体ストレスとは、細胞内でタンパク質の製造や品質管理をする小胞体に、不具合で生じた変性タンパク質(不良品タンパク質)が蓄積することで引き起こされるストレスのこと。変性タンパク質が細胞内に蓄積すると、細胞死が誘導され、メタボリックシンドロームやガンだけでなく、アルツハイマーなどの神経変性疾患の要因になると考えられています。

UMAIマウスの開発は、細胞ストレスとアルツハイマーなどの疾患との関係のさらなる研究や、予防・治療に今後役立つ可能性を秘めています。
(画像はイメージ)

▼外部リンク
株式会社トランスジェニック
株式会社トランスジェニックプレスリリース


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