認知症に関わる全ての人に「ライフパートナー検定試験」受付

2017年4月15日

当事者などをサポートする認知症ライフパートナー

7月16日、札幌、秋田、仙台、水戸、東京、長野、名古屋、大阪、岡山、松山、福岡、熊本の全国12都市の会場で、「認知症ライフパートナー検定試験」が実施されます。

認知症ライフパートナーとは認知症の人の個性や価値観などを尊重し、当事者や家族などをサポートできる人のことです。この検定には事前の申し込みが必要で、現在受付中。締め切りは6月12日となっています。

福祉・医療関係者や一般の人も受験

認知症ライフパートナーは介護士などの認知症ケアを行っている福祉関係の人や、医療職などの人を含めて、認知症に関わる人全ての人に向けた資格です。これまでの検定試験には福祉や医療関係の人だけでなく、20~80代の一般の人、学生なども受験しています。

この検定試験は1級と2級、3級に分かれていて、3級はかつて基礎検定と呼ばれていたもの。「検定試験3級公式テキスト」から出題され、認知症の基礎知識から音楽や運動、絵画、化粧といったアクティビティによるコミュニケーション、福祉制度の活用法などが理解できているかどうかが問われます。

専門的な知識が必要な2級と1級

また、応用検定と呼ばれていた2級では「2級公式テキスト」から出題。認知症に関わる生活習慣病、食事、排泄、薬など、専門的な知識が必要になります。また、アクティビティ・ケアの計画と運営についての専門知識も問われます。

そして、新設された1級では、「1級公式テキスト」から出題されるほか、テキスト外の知識も必要となります。アクティビティ・ケアの専門職として、その計画立案以外に、その効果、評価方法なども確認されます。さらなる社会貢献を目指すために、地域包括ケアシステムと認知症ケアの役割への理解も欠かせません。

試験日: 2017年7月16日(日)
申込受付締切: 3月13日(月)~6月12日(月)
検定試験会場: 札幌・秋田・仙台・水戸・東京・長野
      ・名古屋・大阪・岡山・松山・福岡・熊本
受験費用:
3級: 5,500円(税込)
2級: 8,800円(税込)
1級: 12,000円(税込)
※1級は冬期のみ実施
※1級受験資格は、認知症ライフパートナー2級資格が必要
(プレスリリースより引用)
この検定試験に関する詳しい情報は以下リンク先の日本認知症コミュニケーション協議会のサイトで確認を。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
日本認知症コミュニケーション協議会 検定試験:検定概要


このページの
上へ戻る