小松市民病院 「もの忘れほっとけん外来」開設

2017年3月11日

要紹介状・予約制の「もの忘れほっとけん外来」

石川県小松市向本折町の国民健康保険小松市民病院が「もの忘れほっとけん外来」を開設しました。この専門外来は、地域の医療機関の医師が認知症の診断や治療で難しいと感じるケースに対応するもので、予約制。原則紹介状のある場合のみ診察が行われます。

全国に増える専門外来

近年、全国で「もの忘れ外来」を設ける医療機関が増加していて、その多くは予約制です。誰もがもの忘れの経験がありますが、それが認知症の症状なのか、その判断は難しいとされています。

そこで「もの忘れ外来」のような専門の外来では、それがただのもの忘れなのか、認知症の前段階である軽度認知障がいの状態なのか、あるいは認知症なのかを専門医が鑑別することとなります。

診察は毎週月曜日と木曜日の午後

新設された小松市民病院の「もの忘れほっとけん外来」で診察が行われるのは、毎週月曜日と木曜日の午後。月曜日が精神科の佐伯善洋医長で、木曜日が脳神経外科の新多寿診療部長となっています。

「もの忘れほっとけん外来」ではかかりつけ医などからの紹介で患者の診察が開始。採血やCT、MRI、認知機能検査が行われた後、担当医師から診断結果やアドバイスなどの説明が行われることとなります。
(画像は小松市民病院のサイトより)


▼外部リンク
「もの忘れほっとけん外来」開設のお知らせ

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