今週の認知症関連書籍 新刊案内

2017年3月4日

介護家族や介護従事者に贈るトラブル対処法

認知症の患者家族や介護従事者を悩ませる「困った症状」。食事をしてくれない、お風呂に入ってくれない、歩けるのに歩いてくれない、暴力をふるうといったこれらの症状は治りにくいとされてきましたが、河野和彦医学博士が提唱するコウノメソッドでは、改善する可能性があるとされています。

新刊の『症状別でわかる認知症のトラブル対処法 介護が劇的にラクになる! アセスメントシート付』では、コウノメソッドの実践的なテクニックを解説しています。著者は有料老人ホーム施設長の小板建太氏で1,600円(税別)、現代書林より発売されています。

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認知症には「治せるドクター」を見つけることが必要

同じく現代書林から発売された『認知症を絶対治したい人が読む本 認認介護の老夫婦に奇跡を起こした』は、認知症治療研究会世話人で、長久手南クリニック院長の岩田明氏によるもので、価格は1,400円(税別)です。

コウノメソッドを用いて認知症患者を診療してきた著者が間違った認知症医療が横行していることを明かし、あきらめないこと、認知症を「治せるドクター」を見つけることの大切さなどを綴っています。

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成年後見制度の基礎知識の仕組みとコツ

翔泳社から出版された『認知症700万人時代の失敗しない「成年後見」の使い方』は、成年後見制度について解説した書籍です。

認知症などで判断力が低下した人に代わり、財産管理などを行うのが成年後見制度で、この新刊ではその基礎知識から、仕組み、利用する際のコツなどがわかりやすく紹介されています。価格は1,700円(税別)と4なっています。

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認知症予防とリハの「今」

2月23日、全日本病院出版会から発売された『認知症予防とリハビリテーション 最前線』は、リハビリテーションの現場で活躍している多数の執筆者が症例や事例を挙げながら、認知症予防と、最新のリハビリテーションについて解説している書籍です。

この新刊には作業療法から薬物治療まで、リハビリテーション関係者に必要な知識が詰まっており、繁田雅弘氏と竹原敦氏が編集、価格は2,700円(税込)となっています。

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▼外部リンク
症状別でわかる認知症のトラブル対処法 介護が劇的にラクになる!
認知症を絶対治したい人が読む本
成年後見を知らずに「お金・住まい・暮らし」は守れない 『認知症700万人時代の失敗しない「成年後見」の使い方』
認知症予防とリハビリテーション 最前線


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